はじめに。。。 今回のブログは、長文です。
色んな意味で、学びがあったので、自分の為に書き留めました。
読んで頂けたら、うれしいけれど、興味が無い方は、すっ飛ばしてくださいね。
来てくださっただけでも、うれしいです。 ありがとう。 .°ʚ(*´꒳`*)ɞ°.💕✨

サンピエロ大聖堂 ☆*:.。.✨( バチカン市国 )
コンクラーベ 1日目。
それは、それは、えも言われぬ、美しい讃美歌で始まりました。
響き合う、男女混合の歌声に、私の胸の中で「 熱い何か 」が高まってゆきます。
先ず。。。 首席枢機卿ローレンスの、説教後半部分に、胸がときめきました。
( 以下、ローレンス首席枢機卿の台詞 )
聖子パウロの教えは「キリストの畏れを持ち、仕え合え」と。
共に働き、共に成長するには、寛容であるべきです。
一個人や一派が、他者を支配してはならない。
ユダヤ人と異邦人が混在する、エフェソの信徒に、
パウロが伝えたように、神からの賜物とは、多様性です。
人間や考え方の多様性が、我々の教会に力を与えます。
私は長年、教会にお仕えしてきて、何より恐れるようになった罪が、1つあります。
「 確信 」です。
確信は、一致を阻む敵であり、寛容の大敵でもあります。
キリストでさえ最後に… 〈 神よ なぜ私を、お見捨てに? 〉
確信を持てず、十字架の上で叫びました。
信仰は生き物です。
疑念と手を取り合い、歩むものだ。
もし確信だけで、疑念を抱かねば、不可解なことは消え、
信仰は必要なくなる。
求めるのは、疑念を抱く教皇です。
その教皇は、罪を犯しても赦しを請い、進み続ける。
ここに出てくる【 多様性 】が、この物語後半の伏線になっています。

ネモフィラの天使。。。 ☆*:.。.✨①
コンクラーベ( 教皇選挙 )を取り仕切る、ローレンス枢機卿の重責が、
最後の最後まで、画面全体に滲み出ていて、とても学びに溢れています。
終始、私にとっては、人生の教科書のような言葉が用いられていて、見終わった後は、
煮詰まっていた私生活に、爽やかな風が、吹き込まれたような気持ちになりました。
亡くなった教皇が、コンクラーベ間際まで内密にしていた、
メキシコ人のヴィンセント・ベニテスという、カブールの大司教の台詞が、
物語の転機になっていて、これが、また、素晴らしい。
彼は、アフガニスタンの枢機卿であるが故に、教皇が存在を内密にし、守っていた様子。
物語終盤にテロが発生し、集まった枢機卿たちの間で、論争が起きます。
興奮した様子で声を荒げて、宗教戦争を、声高に叫ぶ枢機卿に対して、
ヴィンセントは、揺るぎない、落ち着いた声で、話し始めます。
皆さん、御言葉ですが、戦争を、ご存知で?
私はコンゴやバクダッド、カブールで奉仕を… 大勢の死を見てきた
キリスト教徒も、イスラム教徒も、戦うとおっしゃっるが、
何と戦うのです?
今日、爆発を起こした、妄信的な者たちですか?
違います。
〈 戦うんです 〉
ー ヴィンセントが自分の胸に手を当てる ー
〈 ここで 〉〈 内なる自分と 〉〈 憎しみに屈しー 〉
〈 味方のことばかりで、万人への言葉を届けていない 〉
〈 始めて参加しましたがー これが最後です 〉
〈 ここ数日で、つまらぬ集団だと示された 〉
〈 関心は我が身だけ 〉〈 ローマや、選挙や権力 〉〈 これは教会ではない 〉
〈 教会は伝統ではなく 〉〈 過去でもない 〉
〈 教会は前進するものです 〉
私は、この台詞に、惚れ惚れと、聞き入ってしまいました。
【 ヴィンセントの立場 】や【 教会 】の部分を、【 我が身 】に置き換えたら、
人として、どうあるべきか? 何が大切なのか? 分かる気がしました。
社会情勢の厳しさに、少しずつ、心が麻痺し、無機質に、乾ききった心が、
彼の持つ心根の優しさと、経験で培われた強い信念と共に、潤ってくるのです。
それはまるで…
私の中に、まだ残っていた、穢れのない… 真綿のような場所に、
彼の普遍の祈りにより湧き出た、永遠に枯れることのない、清らかな湧き水に、
ひたひたと、浸されてゆくような、なんとも言えない、心地よさでした。

ネモフィラの天使。。。 ☆*:.。.✨ ②
映画では、最終的に、日常生活に於いて、戦争に向き合ってきた、
ヴィンセント・ベニテスが教皇に選ばれます。
このとき、ヴィンセントが名乗った教皇名が〈 インノケンティウス 〉
☆ インノケンティウスの意味を、調べてみました。。。 ☆
インノケンティウス(Innocentius)は、ラテン語で「 無害な 」「 罪のない 」を意味し、英語の「Innocent(イノセント:無垢、純潔)」の語源となった言葉です。歴史的にはローマ教皇が名乗る名前( 教皇名 )として知られ、特に13世紀に絶大な権力を誇ったインノケンティウス3世や、映画『 教皇選挙(Conclave)』の主人公ベニテスが選んだ名前として有名です。
あれ? ベニテス( ヴィンセント )って、主人公なの?
私的には、主人公は、額に皺を寄せて苦悩していた✨ローレンス✨だと思うわぁ〜
って!やっと新教皇が決まったと思ったら!映画では、更なる驚愕の出来事が!笑
きっと皆さん、ご存知ですよねぇ? この映画っ!実に、面白いっ!
新しい教皇の秘密を知り、動揺しながらも受け入れ、祝福した、ローレンス枢機卿。
彼が務めを果たし、閉じられた窓を開けると、若い修道女(見習い?)が、数人…
笑いながら、ドアを開けて出てきます。
あくまでも主観ですが… ひとつの時代を終えた、ローレンス枢機卿は、
新たに色づいた風に吹かれる、無邪気な彼女たちの笑い声に、希望を見たと思います。

↑ こちらの天使像みたいに、新しい風が吹きまくっている映画でした。 (^^)
✨私たちシスターは、目に見えぬ存在ですが、神は目と耳をくださった✨
映画内の、こちらの台詞にも、共感するものがありました。
すみません。 文章が、長くなりましたね。 冒頭にも書かせて頂いた通り。。。
今回は、映画の感想も含めて、私自身が大切に胸に刻みたい言葉を、書き留めました。
最後まで、お付き合い頂き、誠に有難うございました。 .°ʚ(*´꒳`*)ɞ°.💕✨